GP静岡他

2015年1月27日 TCG全般
負けまくってたので特に書くことがなかった。
三ヶ月ぐらい負け続けてるぞい。

GP静岡は初日7-2からの二日目4-2で通産11-4、80位。

去年の夏ごろから競技大会にちゃんと出るようになって初GP、な自分にしてはまずまずかなという感じ(実力的には充分上振れ)。
初日のシールドはボムないし火力もないし、ピン除去が残忍な切断一枚しかなくて辛かったが相手の事故に助けられたのと細いながらも勝ち筋のあるデッキが組めたことが幸いした。
ドラフトはどっちも3-0できるぐらいデッキ強かったけどピック、構築、プレイングで一個ずつ明らかなミスがあったのでしかたないなという感じ。
自分がもう少し上手ければ6-0出来そうなぐらいツキはあったので本当に悔しい。
とりあえずGPとても楽しかったので京都も出ます、カード集まるかな……。

日曜は秋葉でPPTQ、デッキはアブザンアグロ。

土曜の本厚木でPVがCFBに載せていたリストと同じ型のアブザンアグロが勝っていたけど、英雄の破滅がないのと二枚入ってる粗暴な軍属長が弱そうだったのでそこらへんを弄った。
結果は2-2ドロップ。
負けはマリガンと事故で何もできなかったゲームがほとんどだけど、そもそも土地基盤に不満があるのに改善案も浮かばずに使っているの状態なので自己責任。
来週もPPTQはあるので他のデッキを使うことも含めて考えをまとめたいなという気持ち。

もう少し上手くならないと一生勝てないのでもっと練習します。

BMO反省会

2014年11月5日 TCG全般
10月26日はBMOスタンに参加。
デッキはアブザンミッドレンジ。
ジェスカイは個人的に好きなデッキではなく、リアニでも感じた《包囲サイ/Siege Rhino》の強さを信じて選択。そもそも全パーツただ強。

土地25枚
4《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
3《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
3《疾病の神殿/Temple of Malady》
2《豊潤の神殿/Temple of Plenty》
1《静寂の神殿/Temple of Silence》
2《平地/Plains》
1《沼/Swamp》
2《森/Forest》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
クリーチャー19枚
4《森の女人像/Sylvan Caryatid》
3《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》
2《ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer》
3《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》
4《包囲サイ/Siege Rhino》
3《風番いのロック/Wingmate Roc》
スペル16枚
2《胆汁病/Bile Blight》
4《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
4《アブザンの魔除け/Abzan Charm》
2《完全なる終わり/Utter End》
2《英雄の導師、アジャニ/Ajani, Mentor of Heroes》
2《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》

サイドボード
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《異端の輝き/Glare of Heresy》
1《エレボスの鞭/Whip of Erebos》
1《残忍な切断/Murderous Cut》
2《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
2《対立の終結/End Hostilities》
1《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》
1《消去/Erase》
1《苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction》

全体的に同型その他の対ミッドレンジ戦を想定した構成。
飛行を始めとした回避能力持ち生物の多い現環境では少しフィニッシャーとして頼りないエルズペスを抜き、トップ勝負に入ると弱い思考囲いはサイドの除去と入れ替え。
女人像は思考囲いと同じ理由で抜こうと考えたが、このデッキが色事故及びマリガンに弱すぎるのと回してみた感触が良かったのでこの形に。
サイドのファリカは同系や青黒コンに強い。

BMO前のFNMなどでもほぼ負けなしで、割と自信を持って会場へ。

R1 アブザンミッドレンジ ○○
G1はこちらの場にだけアジャニ出てアド稼ぎまくって勝ち。
G2は相手がリリアナ、ペスと出してきたけどロック鳥連打して本体攻めて勝ち。

R2 マルドゥミッドレンジ ○○
G1はドラゴン二体出されてほぼ積みだったけど相手が殴れるときに殴らなかったおかげで除去間に合って勝ち。
G2は相手の動きが芳しくなくて押し切って勝ち。

R3 青白英雄的 ×○○
G1は相手ほぼドブンでこっちの除去をプロテクションで弾きつつ10/10ぐらいまで育ったイロアスの英雄にアンブロまでついて負け。
G2はマリガンの相手からハンデスで生物抜いたら動き止まって勝ち。
G3は押してる盤面からイロアス育てられて危なくなるものの、こちらライフ13の場面でイロアスにキャントリプラ1二枚打ってパワー12にしてそのまま殴ってきた(こちらチャンプブロック)ので、相手がプロテクションを探したが引けなかったことが分かり、アジャニの存在がないことを祈って打った除去が通って盤面崩壊して勝ち。

R4 シディシウィップ(GP静岡トップ4の中島さん) ××
G1もG2も全く勝機を見出せずに負け。
スズメバチに強いカードは計七枚とっているけど、そもそもそんなゲームじゃなかった。完敗。

R5 黒単信心 ○○
G1は相手がめちゃくちゃマナフラしてて勝ち。
G2は相手のクリーチャー除去しまくって、ライオン怪物化したりして勝ち。
アグロじゃなくてアスフォデル入ってる信心デッキで、面白そうなのでレシピ教えてもらった。

R6 黒緑信心 ×○○
G1は相手の書かれざる者の視認がスカったりしたものの削り切る前にスズメバチ間に合って負け。
G2はドローが相手に噛み合って運良く押し切れて勝ち。
G3はスズメバチとハチの巣を二枚ずつ引かれて延長5ターンに入ったものの、最後は占術でトップに置いた悲哀まみれで相手の場が壊滅して勝ち。

ここまでで5-1。あと一勝でとりあえずの目標だった賞金はとれるし、ツキもあるようなのでトップ8も見えてきた気がして一人でテンションが上がっていた。

R7 ジェスカイテンポ(今回トップ4の人) ×○×
G1は受けに回るべき場面で変に急いて除去の使い方間違えて負け。今大会一番のクソプレイ、悔しすぎてときどき思い出して辛くなるレベル。詳細を書きたくもない。
G2は先手2T女人像→3Tサイ→4Tロック鳥と動いてさすがに勝ち。
G3はマリガンの上に相手ドブンでゴブリン連打されて生き残った一匹に殴り殺されて負け。

R8 アブザンミッドレンジ ××
G1は相手の場だけアジャニが出ていて、アドとられまくって負け。R1でも思ったけど同型のアジャニは化け物。
G2は先手ダブマリでどうしようもなくて負け。

R9 グルールモンスターズ ××
G1もG2もポルクラ、ドラゴン、X火力!と動かれて、マリガン地蔵の俺は黙って焼き殺された。

というわけで最終的には5-4で賞金もなんもなしだった。
R7のミスが全てだった、下手糞は勝てない。悔しい。

今月はラストサン予選のためにシディシウィップあたりを調整しつつ、MOなどでリミテの練習をする予定。
PTQPの予定も立てる必要がある。

ではまた。
引越しも終わったし新環境スタン行ってみようぜってことで。
デッキは以下。

緑白黒リアニメイト

土地24枚
4《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《疾病の神殿/Temple of Malady》
2《豊潤の神殿/Temple of Plenty》
3《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
2《沼/Swamp》
2《森/Forest》
2《平地/Plains》
クリーチャー23枚
4《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
4《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
4《包囲サイ/Siege Rhino》
1《テーロスの魂/Soul of Theros》
3《女王スズメバチ/Hornet Queen》
2《死滅都市の悪鬼/Necropolis Fiend》
1《灰燼の乗り手/Ashen Rider》
スペル13枚
3《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
3《残忍な切断/Murderous Cut》
4《神々との融和/Commune with the Gods》
3《エレボスの鞭/Whip of Erebos》

サイドボード
4《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple》
1《再利用の賢者/Reclamation Sage》
2《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》
1《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》
1《灰燼の乗り手/Ashen Rider》
2《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
2《完全なる終わり/Utter End》
2《精神染み/Stain the Mind》

SCGOの優勝デッキから《ニクスの織り手/Nyx Weaver》とかいう雑魚を抜いて鞭と除去を増量。
カマキリも殺せないクモに存在価値などない。

5日のPWCを前に予行ということで晴れる屋の休日大会へ。

R1赤白黒トークン ○○

G1は《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》を《不動のアジャニ/Ajani Steadfast》と《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》で強化されて防戦一方。気がついたら相手のライフが50近くに。
けれど鞭やサイで延命しながら《灰燼の乗り手/Ashen Rider》素出しまで辿り着いて捲って勝ち。《殺人王、ティマレット/Tymaret, the Murder King》《エレボスの指図/Dictate of Erebos》《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》のコンボ決められてたのに勝ったのには笑った。
G2は相手の動きが芳しくなく、除去とハチで勝ち。

R2青赤白テンポ ○○

G1はT3に墓地肥やし2連打からのT4《包囲サイ/Siege Rhino》、T5《エレボスの鞭/Whip of Erebos》《死滅都市の悪鬼/Necropolis Fiend》で勝ち。
G2は《悟った達人、ナーセット/Narset, Enlightened Master》出されたけどめくれたカードが弱く、そもそもそんなことは関係なく《女王スズメバチ/Hornet Queen》が二体出てて勝ち。このカードクソすぎる。

R3緑信心タッチ赤 ○×○

G1は相手の怪物化スタックで除去打ちつつハチ出して勝ち。
G2は《起源のハイドラ/Genesis Hydra》X=6、X=9とかで打たれて負け。
G3はスズメバチに《弧状の稲妻/Arc Lightning》打たれて不意を突かれたものの二枚目引いて勝ち。

という感じで3-0。賞品の4パックからフェッチ3枚出てハッピー。
そのまま翌朝PWCへ。余勢を駆って目標のラストサン権利獲得なるか。

R1青赤緑フラッシュ? ×○○

G1は除去が引けず《放浪の吟遊詩人、イーサーン/Yisan, the Wanderer Bard》に好き放題されて負け。
G2G3は記憶が曖昧だけどどちらも飛行が止められなくて勝ち。
イーサーンは効果の解決前になんらかでアンタップしてもう一度効果を起動すると二回とものX=を後のほうの値にできるようだ。

R2青赤白テンポ(去年のミスターPWCの中道さん) ×○×

G1は互いにライフゲインし合ってグダったあとライフレースになり、相手の場にゴブリントークン三体と《道の探求者/Seeker of the Way》。こちらの場にはサイがいて残りライフ3という状況でこちらのターン。
相手のハンドはゼロだがスクライがそのままで、悩んだ結果四点火力だろうと予想。
《灰燼の乗り手/Ashen Rider》出して鞭についたリング剥がしてサイでアタック。ライフリンクで残7。これでトップ火力でも勝てるのだが……。
相手のトップは《紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster》!乗り手をブロッカーに回せなくなり本体一点と果敢と合わせて七点ピッタリ削られて負け。完全に相手が上手だった。
G2はハチとテロ魂で相手の場が壊滅して勝ち。
G3はマナクリキープしたらスクライ含めトップ八枚が不要牌で負け。

バウンス警戒で《死滅都市の悪鬼/Necropolis Fiend》全抜きしたけどあとで中道さんのリスト見たらそもそもチャームゼロ枚だった。完全に負けてる。

R3緑白黒ミッドレンジ ○○

普通の構成よりも重めで鞭やハチをとっているタイプ。
G1は相手が墓地のテロ魂に気付いておらず、ハチとの合わせ技でドシャクりして勝ち。
G2は相手の動きが良くなかったこともあり押し込んで勝ち。

R4黒単アグロ ○○

G1は《包囲サイ/Siege Rhino》四枚引いてさすがに勝ち。
G2は《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》で相手のタフ1生物が全滅して勝ち。

R5緑信心タッチ青 ×○×

G1は相手先手ダブマリにも関わらずハチとナイレア出されて完全にイカれたなという状況でこちらのデッキリスト不備(メインのカードが一枚床に落ちているのに気付かずゲームを進行した)でゲームロス。相手にも申し訳ないので二度とないようにしたい。
G2はお互いハチを出し合った場で《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》で相手のハチ流して勝ち。
G3はハチとナイレア出されてどうにもならずに負け。

R6青白黒コントロール ○○

G1は相手の土地が詰まり気味でこちらの展開が速かったこともあり勝ち。
G2はライフ6まで詰めたもののアショクと奥義寸前のペスがいる状況でヤケクソ気味に《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》で回収したサイ二連打したら相手がカウンター持ってなくて勝ち。単純についてた。

R7青赤白テンポ ××

G1は除去が引けずゴブリントークン出されまくって負け。
G2は鞭と信奉者をカウンターされて負け。

結果は4-3で26位。最終戦勝っていればオポ次第で権利獲得だっただけに残念。
メインのリストには満足しており、デッキは強かったと思うが実力者に勝つにはもっとプレイングを磨く必要がある(今回負けた相手は三人ともPWCでかなり勝っている人たちだった)。
改良案としてタッチ青をしてサイドにカウンターを仕込むというものがあるのでとりあえずそれを試す。
《破滅喚起の巨人/Doomwake Giant》は《女王スズメバチ/Hornet Queen》に対する回答としてなかなか上出来ではないだろうか。
プロツアーの結果にもよるが、しばらくの間はこのデッキを回していくつもり。

それではまた。
フルスポから一週間。
10個ほどのデッキ案が出てきたものの、それらをアプリ(Decked Builder。オススメ)で一人回ししながらどのデッキにも手ごたえを感じられずにいた。
最初のうちは良い調子なのだが数十回ほど回しているうちにそのデッキの弱い面が気になりだしてしまうのだ。

当然のことではあるがMTGは対話ゲー、相手の存在する競技だ。
その対戦相手がどんなデッキを使ってくるのかわからない現状、全てのデッキは机上で強さを考察することになる。
そんな有様では自信を持って選んだはずの75枚が怪しく見えてくるのも仕方のないことだろう。

タルキール覇王譚発売翌日の27日にローテ後の初陣を控える身としては、そろそろデッキの方向性を決める必要がある。
正直言って色々めんどくさくなった俺は、両極端な方向性のデッキ二つから一つを選ぶことにした。
ほぼ全てのデッキに対応できる受けの広いデッキか、一直線に勝ちを目指す尖った攻めのデッキか。
今日はその「受けの広い方」を紹介しようと思う。


BUGミッドレンジ

土地25枚

《汚染された三角州/Polluted Delta》 4
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 2
《華やかな宮殿/Opulent Palace》 4
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》 1
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》 3
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》 1
《疾病の神殿/Temple of Malady》 3
《森/Forest》 4
《沼/Swamp》 2
《島/Island》 1

クリーチャー18枚

《森の女人像/Sylvan Caryatid》 4
《ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer》 4
《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》 3
《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》 3
《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》 2
《サグのやっかいもの/Sagu Mauler》 2

スペル17枚

《思考囲い/Thoughtseize》 4
《英雄の破滅/Hero’s Downfall》 4
《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》 3
《残忍な切断/Murderous Cut》 2
《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》 2
《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave》 2

サイドはまだ流動的だが《否認/Negate》、《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》あたりは複数枚入れることになると思われる。

我ながら非常に地味なデッキだなとリストを書いて改めて思う。
しかし侮ることなかれ、タフなクリーチャーと汎用性の高いスペルで構成されたこのデッキはプレイング次第でどのデッキとも互角以上に戦えるだけの強さを持っている。
以下に各カードの採用理由と、使用感などを記載する。

・《森の女人像/Sylvan Caryatid》 4
・《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》 3

前環境及びTHSブロック構築でも大活躍したセット。
緑を含むミッドレンジデッキで女人像を採用しない理由などあるはずもなく、文句なしの4積み。
狩猟者に関してはチャームを優先したためこの枚数だが、想定より環境がビートよりならば4枚に増やすだろう。
フェッチランドとの相性は今更言うまでもなく《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》の採用はこのカードがあるからこそ。

・《ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer》 4

環境最高の2マナクリーチャーだと考えている。
女人像は初手に是非欲しい故の4積みだが、終盤引くと悲しいほど弱い。
しかしこのカードはおおよそ腐る局面がないどころか、終盤に一枚で勝ててしまう場合もある。
ビート、同系、コントロール全てに対して活躍が期待でき、複数枚引いたときに少し弱くなるがそれでも4枚積んでいいだろう。

・《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》 3
・《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》 2

枚数が逆になる可能性もある。
どちらもタフネス5である点がとても優秀。
除去の的になりやすいポルクラノスだがビート環境なら無類の強さを発揮するのでそうしたときには増量する。
収穫者はこれぞ緑黒といったいやらしいクリーチャーで、除去をすり抜けながら4点のクロックを刻んでくれる。

《サグのやっかいもの/Sagu Mauler》 2

今回のお試し枠その1。
テキストの通り出れば強いが6マナのカードにしては地味だ。
単純な比較なら《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》のほうが強いが、環境が彼女の存在を許さないように動くと思われるので、そうなったときはこちらを使うことになりそう。

・《思考囲い/Thoughtseize》 4
・《英雄の破滅/Hero’s Downfall》 4

特に理由はない。強い。

・《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》 3

サイクルの中では、正直なところ弱いほうだと思っている。
それでもメインから入れて腐らない《帰化/Naturalize》は重宝する。
ルーティングモードも渋い。

・《残忍な切断/Murderous Cut》 2

想像より軽いコストで打てる。
それなりに墓地の肥えやすいデッキなので、サイドにもう一枚採用しても良いかもしれない。

・《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》 2

お試し枠その2。
このカードがどうこうというよりカウンターを構えたときの動きを確認したかったこともあり今回は二枚採用。
収穫者か猫デーモンを立たせながら効果起動とカウンターを構える動きはとても強かった。

・《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave》 2

個人的にはこのデッキは彼女の加入でグッと魅力を増したと考えている。
貴重なアドバンテージ源、相手の足止め、奥義を意識させることでの相手へのプレッシャー。
まさにいぶし銀とも言える活躍をしてくれるので、軽量火力が環境に蔓延らない限りは起用したい。

以上、いかがだっただろうか。
このデッキは次期環境のベストデッキではないかも知れないが、もし相手の対策カード一枚、パワーカード一枚で負けてしまうようなゲームにうんざりしたときはこのデッキを思い出してくれると幸いである。
次回は攻めのデッキのほうを紹介する。それでは。
タルキールプレビュー雑感、今回はコモンアンコモン。

《頑固な否認/Stubborn Denial》

素直にRUGカラーで使うならマナに困ることはないと思うので否認でいい気がする。
いまのところ入るデッキが思い浮かばない。

《蔑み/Despise》

ハンデス厨歓喜の再録。
環境的には《強迫/Duress》よりこっちのほうが合っているというWotCの判断だろう。

《残忍な切断/Murderous Cut》

探査つきの確定除去。
探査の性質上何枚使われるかは微妙だが、除去の薄い環境なので活躍の機会は多いだろう。

《戦名を望む者/War-Name Aspirant》

今回の赤2マナ域ではエース格。
女人像や各種トークンを突破出きるのは非常に優秀。

《アブザンの魔除け/Abzan Charm》《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》《マルドゥの魔除け/Mardu Charm》《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》《ティムールの魔除け/Temur Charm》

どれも三色なだけあって非常に強力で、三色デッキならとりあえず投入されるだろう。
個人的には《マルドゥの魔除け/Mardu Charm》と《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》が少し弱いと感じている。

《開拓地の野営地/Frontier Bivouac》《神秘の僧院/Mystic Monastery》《遊牧民の前哨地/Nomad Outpost》《華やかな宮殿/Opulent Palace》《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》

タップイン三色土地。
テストプレイ時の感触から考えると占術土地より優先して入れるべきカードだと思う。
《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》が色拘束のキツさから特に重用されそうで、事実事前予約を行っている通販サイトでも売り切れが多い。

《アイノクの盟族/Ainok Bond-Kin》

長久持ちの中で一番活躍するのはこのコモンカードではないだろうか。
殴り合いにおいて先制攻撃は非常に強力で、プラスカウンターをバラ撒く形の白単アグロが登場する可能性は高い。

《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》

ナイスデザインのカード。
大振りなアクションの多い緑系ビッグマナのデッキ相手には頻繁にサイドインされるだろう。

《春の具象化/Embodiment of Spring》

「1マナタフ3、2マナとサクりでランパン……?《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》とまではいかないけど結構強いじゃん」
と思っていたら起動にタップが必要だった。解散。

《宝船の巡航/Treasure Cruise》

レアに同じような効果を持つカードがあるので厳しいだろうが、手札を増やしたいデッキになら入るかもしれない。

《朽ちゆくマストドン/Rotting Mastodon》

100000000000000000000000000000000000兆億万枚予約した。
マンモスの墓場……?


引き続きタルキール覇王譚のカード雑感。
今回は単色以外のレア。

《アブザンの隆盛/Abzan Ascendancy》

非常に強力。
強化しつつ除去から復帰する基盤を得られるのは強い。
複数枚引いても腐らないため、これを四枚入れたアグロは確実に登場する。

《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》

強いカードだが、除去耐性と回避能力がないことが懸念材料。
タフネス4という数値はおそらくそれほど信頼できないので、強化手段と併用したいところ。
一つ目の効果はアグロデッキのスピード強化に寄与する重大な能力であり、さらには同クラン内で多数のシナジーを持つカードが存在する。
おまけのように書かれている二つ目の効果も強い。前環境でドレッジし続けていた俺の努力とは。

《軍族の解体者/Butcher of the Horde》

書いてあることだけ見るととんでもないカードであり、最近の生物がどれほど強化されているのかをわかりやすく示しているといえるだろう。
が、しかし上でも述べたようにタフ4という数値は信頼できるものではなく、能力起動に合わせて除去されると悲惨なことになってしまう。
生贄に捧げても帰還できるようなカードが複数いるのでそれと組み合わせた赤黒白のデッキは登場するものと思われるが果たして。

《はじける破滅/Crackling Doom》

横に並べる環境になることが予測されるので、思っているより弱いかもしれない。
そもそも布告除去というカードタイプに期待を寄せすぎること自体間違いではないだろうか。

《跳ね返す掌/Deflecting Palm》

効果自体は強力だが使い方が難しい。
アグロに入れるカードではないし、コントロールよりのデッキならもっと良い選択肢がある。
ナイスサイドカード枠か。

《死者の王、ケルゥ/Kheru Lich Lord》

さすがに重い。

《カマキリの乗り手/Mantis Rider》

今回俺が最初に着手したデッキは青赤白のミッドレンジだったが、その動機になった一枚。
ローテ後も活躍するであろう《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》への明確な回答の一つだろう。
単純にスペックが高く、3マナ域のカードとしては滅茶苦茶な強さ。

《悟った達人、ナーセット/Narset, Enlightened Master》

コントロールデッキのサイドから飛び出す可能性はある。

《ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer》

軽量クリーチャーの少ない今セットにおいて、個人的には最強の2マナクリーチャーだと思う。
2マナのクリーチャーにありがちな後半引いても弱いという点をカバーしており、マナフラッドにも強い。
追放除去の使用度によっては環境を支配することもあり得るだろう。
俺はこの猫を弱い《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と呼ぶことにした。
にしてもイラストダサくないか?

《サグのやっかいもの/Sagu Mauler》

シンプルに強い。
他にコメント無し。

《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade》

バイオゴリラの呼び名でその強さでネット上でも話題のクリーチャー。
軽い《霊異種/Aetherling》などとも言われており、さながらバリューセットのような三つの能力には溜息すら出る。
序盤に引いても後半に引いても強く、環境の物差しになるであろう一枚。

《包囲サイ/Siege Rhino》

わかりやすく強い、個人的には大好きなカード。
生物同士での殴り合いが頻発しそうな環境において三点ドレインがどれほど強いかは想像に難くない。

《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor》

あっ、僕《不動のアジャニ/Ajani Steadfast》持ってるんで^^。

《龍爪のスーラク/Surrak Dragonclaw》

カウンター構えながら殴るアグロ組もうと思ってた俺はこれ見てキレた。

《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy》

《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》のジャイグロ効果なくなって代わりにドロー機能つけたよー^^。は?

《完全なる終わり/Utter End》

環境が遅ければ使われるだろうが、可能なら使いたくない。

《悪逆な富/Villainous Wealth》

これもコンリー・ウッズがデッキ組みそう。

《幽霊火の刃/Ghostfire Blade》

カードプールの広がった状況でなら真価を発揮する可能性はある。
装備品、ブレード……。

《ウギンのきずな/Ugin’s Nexus》

《爆片破/Shrapnel Blast》でこいつぶっぱして5点!追加ターン!!急いで死ね!!!

各種フェッチ

お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。お願いします光ってください。

次回はコモン・アンコモン。
昨日フルスポイラーの発表されたタルキール覇王譚。
その中から気になったカードについて取り上げていこうと思う。
基本的にはスタンダード目線で。今回は単色のレア。

・白

《対立の終結/End Hostilities》

5マナのおまけつきラス。
正直強いとは思えないが、選択肢がないため《神々の憤怒/Anger of the Gods》などと組み合わせて使うことになりそう。
コントロール向けカード全般に言えることだが、環境の速度次第か。
個人的にはおまけのほうが重要で、授与の存在が全否定されているようだ。アホか。

《アラシンの上級歩哨/High Sentinels of Arashin》

個人的には白のレアで一番気になっているカード。
基本スペックも充分で、なおかつ二つの能力が噛み合っているのは偉い。
長久という能力は弱いと思っているが、このカードを見て組んでみようという気になった。

《風番いのロック/Wingmate Roc》

《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》と似ているように見えるが、強襲の達成がやや難しいように感じる。
5マナというのは戦況を大きく変えることが期待されるマナ域だと考えているので、盤面をコントロールされている状況で引いても弱いのは大きく懸念材料。
ライフゲイン効果についても同様で、5マナのクリーチャーが複数体を伴ってアタックできる盤面ならばそのゲームはほとんど勝っているのではないだろうか。
次環境で空中戦の基準になる《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》に絶望的に弱いこともマイナス材料。

・青

《賢いなりすまし/Clever Impersonator》

賢くなった《クローン/Clone》。
過去の同系カードを見るに、活躍するかは微妙だが、使ってみたくなる好カード。
モダンの殻には入るかもしれない。墓地から釣ってETB能力持ちをコピーするデッキが組めると楽しそうだ。

《時を越えた探索/Dig Through Time》

七枚という枚数をどう捕らえるかで評価の変わる一枚。
パワーカードの大量に入ったデッキならとても密度の濃い七枚が捲れるだろう。
フェッチランドとの愛称は言わずもがなで、下環境でも使われそうだ。

《凍氷破/Icy Blast》

クリーチャーで殴るゲームが増えそうなため、獰猛で唱えられればとても強い。
青赤緑デッキのミラーではお互いの生物が凍っている盤面がよく見かけられるだろう。

《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient》

絵がテカテカしててキモい。

・黒

《血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion》

《墓所這い/Gravecrawler》に似た能力のクリーチャー。こいつの登場で黒アグロの可能性は一気に広がった。
能力だけ見てゾンビだと思ったので「《屍術士の備蓄品/Necromancer’s Stockpile》デッキ組むで!!」と喜んでいたが良く見たら人間だった。納得いかねえ。
自力で場に戻る能力は様々なシナジーが考えられ、今後二年間よく見かけるだろう。

《奈落の総ざらい/Empty the Pits》

XX黒黒黒黒という狂ったマナコストで俺を喜ばせたカード。
黒の入ったコントロールのフィニッシャーとして使われる可能性はある。
あとたぶんコンリー・ウッズはこれ使ったデッキでPT出ると思う。

《不気味な腸卜師/Grim Haruspex》

《通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage》と組み合わせてドヤ顔する奴が現れると思う。
サクり台も思い浮かばないので弱いと感じるがさて。

・赤

《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》

炎輪のフェニックス「速攻のないフェニックスとか甘いよ(貢納のスタックで焼かれながら)」

《火口の爪/Crater’s Claws》

弱いとは思うが赤緑ビッグマナからぶっぱされたら普通に死ぬ。

軍族の雄叫び

書いてあることは強いがこれを唱えたあとにマナと手札にどれぐらい余裕があるかという話である。
チャンドラのゼロ効果などと組み合わせて使いたい。
強襲ではあるがどちらかというとトリコなどに入れたいカード。

《龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker》

今回の主人公。
プラスと小マイナスのどちらも使い勝手がよく、ニッサに対して強いのは好印象。
ただ《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》と似ている部分が多いので、メタによっては全く姿を見ない可能性もなくはない。
奥義はインスタントタイミングでの動きを放棄するカス能力なので、男らしさのアピール以外に使うことはない。

・緑

《頭巾被りのハイドラ/Hooded Hydra》

とても良いデザイン。変異から出せるとグッド。
《地割れ潜み/Chasm Skulker》と《生命の遺産/Life’s Legacy》と組み合わせて宇宙を目指せ!

《うねる塔甲羅/Meandering Towershell》

10000000000000000000000000兆万枚買った。

《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic》

デッキによっては最優先で入れられることもあると思う。
変異からのマナジャンプはあくまでおまけだが、かなり強力なおまけだ。

《書かれざるものの視認/See the Unwritten》

効果は非常に強力で、エンドカードになれるだろう。
《獣の統率者、ガラク/Garruk, Caller of Beasts》を失った緑単信心がこのカードでメタに割り込む可能性は低くはない。


次は多色とアーティファクトと土地を取り上げる。




お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索